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チャン・ヒョク
[生年月日]1976年12月20日
[デビュー]ドラマ『モデル』(1996年SBS)
【映画】
『火山高』(2001年)、『英語完全征服』(2003年)
『私の彼女を紹介します』(2003年)
【ドラマ】
『明朗少女成功記』(2002年SBS)、『大望』(2002年SBS)
『ありがとうございます』(2007年 MBC)
『不汗党 プランダン』(2008年SBS)他
チャン・ヒョク/こんにちわ。(日本語)
-まずは役どころについて教えて下さい。
チャン・ヒョク/私の演じたコニの職業はギャンブラー。彼はギャンブルで勝つ事が目標ではなく、とある復讐をきっかけにギャンブルに足を踏み入れてしまいます。それが徐々に深みにはまり、遂には抜けきれなくなってしまう。裏社会にどっぷりとつかって生きながらも、同時に一方では日常の大切さに気づいていくといった役どころです。
-「不汗党 プランダン」では詐欺師を、そして今作ではギャンブラーと、いずれもダークな役柄ですが、今作の出演の一番の決め手は何だったのでしょうか?
チャン・ヒョク/どちらの作品も、ただ職業やそのテクニックにフォーカスをあてているのではなく、そこに生きる男の人間的な魅力が描かれている点に惹かれました。
-花札を器用に操るシーンがありましたが、どの様な役づくりをしましたか?
チャン・ヒョク/撮影に入る前に、本物のギャンブラーの方に会って実際に話を聞いたりもしました。もちろん、テクニックなども練習もしましたが、その技術よりも常日頃、彼らが何を考え、どんな事を感じているのかを知りたかったのです。
-海に飛びこんだり、殴り合いのシーンなど様々なアクションシーンが描かれていましたが、歩道橋からトラックの荷台に飛び降りるシーンなどその全てをチャン・ヒョクさん自身が演じられたということですが、アクションシーンに抵抗はないですか?
チャン・ヒョク/アクションシーンもまた役者の表現のひとつだと思っています。現場では万全の準備のもとに撮影されていますので、危ないということをあまり気にした事がありません。それに上手にできた時の喜びもまた感じています。これからも火の中、歩道橋からの飛び込みなど危険をいとわずにどんどん挑戦してみたいと思っています。
-高校生のコニもご自身で演じていらっしゃいましたが、撮影時の感想は?
チャン・ヒョク/ロケ地の釜山は、私の故郷でもあるので、実際通った学校に行ったり、通学路を歩いてみたりして学生時代の思い出を辿ってみたりもしました。当時の気持ちに100%戻れたらいいのですが、正直、思い起こすのは容易なことではありませんでした(笑)監督からは「若返りなさい!」とアドバイスを受けました(笑)
-「ココを観て欲しい!」というポイントを教えて下さい。
チャン・ヒョク/高校生~社会にでてギャンブラーとして生きて行くコニが、状況にどのように流されて、そしておちていくのか、その心理描写がとてもおもしろい作品です。この作品には、ギャンブルという世界に生きる人々の人間模様が描かれています。また裏社会に生きるコニは「日常の大切さ」に気づきながらもなかなか日常に戻れない、そんな切ない葛藤が胸にしみる作品だと思います。日常の中にある大切なものを見失ってはいけないという作品のテーマに注目をしてください。
-今後の活動予定について教えて下さい。
チャン・ヒョク/映画の撮影が終わったばかりで、これからポスプロ(撮影完了後の全ての作業)に入ります。2009年には新作に望みますので皆さん楽しみにして下さい。
-最後に…今日はクリスマス・イヴですが、何か一つプレゼントをもらえるとしたら何が欲しいですか?
チャン・ヒョク/う~ん…欲しいものはたく さんありますが…(笑)モノというよりも今年、共に過ごした方々と来年に向けて色々な事を語り合える時間があるといいな、と思います。幼い頃のクリスマスは友達の家に行ったり、一緒に遊んだりもしましたが、大人になると私にも、友達にもそれぞれの生活があって昔ほどたやすく会えなくなってしまったのはとても寂しい事だと思います。クリスマスや年末年始は大切な人たちと時間を共有することが私にとっては最高のプレゼントです。
韓流大好き編集長の一言
ダークな細身のスーツにブラウンのネクタイ&チーフといったシックなファッションで登場したチャン・ヒョクさん。入場と同時に会見場は上品なムスクの香りに包まれました。その洗練された雰囲気はまさに「男前」の一言。礼儀正しいインタビューの合間に見せる彼独特のはにかんだ笑顔と穏やかな口調もまた印象的な会見でした。