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クォン・ヘヒョ
[生年月日]1965年11月6日
[身長体重] 170cm 62kg
[趣味]スポーツ評論
[特技]写真・料理
[TV出演]
1999 MBC <幻想旅行>
2000 SBS <ポップコーン> オ・ドンソク役
2001 MBC <おいしいプロポーズ>
2001 SBS <男と女>
2002 KBS <冬のソナタ> キム次長役
2002 SBS <明朗少女成功記> チュ・スボン役
2003 SBS <窈窕淑女> コ・ヒョンタク役
2004 KBS <九尾狐外伝> ムン刑事役
2005 MBC <私の名前はキム・サムスン> 総料理長イ・ヒョンム役
2006 SBS <カムバック!スネさん> ハン・ヒョンジョン役
2006 MBC <キツネちゃん,何しているの?> セシボン社長ファン・ヨンギル役
2007 SBS <恋人よ> 金曜ドラマ パク・クァン役
2007 MBC <エア・シティ> ミン・ビョンガン役
その他多数のドラマ・映画・舞台などに出演
-食べることと、食卓での団らんが大好きだという、小さいきっかけで始まった雑誌の連載が発展し、一冊の本として出版されたということですが、もともと料理は、よくお作りになる方だったんでしょうか?
クォン・ヘヒョ/私は4兄弟の末っ子なので小さい時から母の台所仕事をよく手伝っていました。なので小学生の時からドーナツ、パンケーキ、トッポキなどを母から教えてもらい作ったりしました。ご飯炊きは4年生の時からしましたね。 料理をよくすると言うよりは、食べ物にうるさいほうでした。この本を出版するときも、料理が好きだとか、嫌いだとかではなく、料理に対する好奇心からスタートしました。好奇心とは、日本に行く度に、日本の人々は毎日家で何を食べているのかが気になりました。毎日、寿司ではないですよね。同じように日本の人々も、韓国の人々は何を食べているのか知りたいですよね。毎日サムゲタンを食べたりはしませんから。この本が面白いのは料理の専門家が書いたのではなく、韓国の平凡な男が書いたところです。
-日本は和食が中心ですが、家で洋食を作ったりもしますが、韓国の家庭料理も同じですか?
クォン・ヘヒョ/韓国は西洋料理よりは日本化した食べ物が多いですね。カレーライスも日本式のカレー。おでんを食べるとき、以前は韓国醤油をつけて食べてましたが、今は日本の醤油をつけて食べてますね。我が家でも子供たちが朝は納豆を食べてますからね。このような小さい変化が起きていますね。
-お子様はおいくつですか?
クォン・ヘヒョ/2歳と8歳です。今年、小学校6年生と2年生になります。
-出版本の中で家庭でのお子様との食卓風景の写真を拝見させて頂きましたが、ドラマの撮影等が入ると家族との食事が難しいことも多いかと思います。どのように工夫して家族の団らんを楽しまれていらっしゃいますか?
クォン・ヘヒョ/私は外食はあまり好きではないです。なのでほとんど家に帰って食事をします。家で作るには手が込んで面倒な料理は外で食べますが、他は家で作って食べます。韓国の飲食店の食べ物が段々甘くなっています。化学調味料を使用している所もあるので、それが嫌いで。
-食事は、後片付けが大切と言われていますが、日本の男性は、作るのは作るのですが、後片付けまでしない人が多いのですが、クォン・へヒョさんは、片付けまでちゃんとされますか?
クォン・ヘヒョ/この話は今から20年ほど前に知り合いの料理の上手な方から聞いた話ですが、料理とは、材料の準備から全部食べた後の片付けまでをする事である、と言われ、私もその様にしようと努力しています。家ではもっぱら後片付け担当です。
-奥様は楽でしょうね。私も小学校2年生の子供をもった親で子供を持ってはじめて食に関して敏感になりました。会社としても子育て中のお母さんに対し、食育をテーマに色々なイベントを開催しています。一言に食育と言っても、食材へのこだわり、食卓のあり方、食事のマナーなど奥深いと思いますが、クォン・へヒョさんにとっての食育の考え方があれば教えて下さい。
クォン・ヘヒョ/私が子供の時の食事マナーは、静かに歯を見せずに音を出さないで食べることでした。いま考えるとそれよりは食卓は楽しい場だと考えますね。食卓は家族の会話の時間が作れ、お互いを配慮する所だと思います。我が家では心を込めて作った料理に不満を言ったら食べさせません。あと箸の使い方ですね。以前はご飯を箸で食べたら怒られました。ご飯とスープはスプーンで、おかずは箸で食べます。日本はどうか分かりませんが、最近の韓国の若者は箸の使い方が下手な人が多いです。日本は木の箸で掴みやすいですが、鉄の箸を使う韓国の子供は難しいようです。
-今でも家で銀の箸を使いますか?
クォン・ヘヒョ/我が家では母の誕生日や父の法事、お盆、正月に銀のスプーンと箸を使います。
-韓国ドラマでは食べるシーンがとても多いですが、ドラマの撮影では本当に食べますか?
クォン・ヘヒョ/食べます。KBS、MBC、SBSなどの放送局がありますが、どこそこの料理が美味しいと言われると、その放送局に出演したいと思いますね。スタジオ撮影の時は隣の調理台で料理をして出します。美味しくなかったら俳優さんが嫌がります。週末ドラマのスタジオ録画の時は、1日に3回食事のシーンがある時もあります。その日のスケジュールを見て食べるシーンが多い時は、撮影の前は何も食べません。俳優によってはセリフが言いづらくなると少ししか食べない人もいますが、私は普段通り食べます。
-ドラマについてお聞きします。クォン・へヒョさんは、数多くの韓流ドラマにご出演されておられますが福岡でも「冬のソナタ」「私の名前はキムサムスン」「カンバック!スネさん」「恋人よ」が民放で放映されました。今まで出演されたドラマの中で思い出深い作品を教えて下さい。
クォン・ヘヒョ/私の役は小さいものでしたが「私の名前はキム・サンスン」が私の趣向にあった作品でした。だけど一番はやはり「冬のソナタ」が一番記憶に残ってますね。毎年ドラマを撮影しているので、後になって考えると、どんな作品も前に撮った一作品と思われますが、「冬のソナタ」だけはずっと頭から離れませんね。日本や世界にファンがいるからでしょうか。だから今でも一緒に出演したパク・ヒョンスクさんや監督とも会って交流を続けています。
-何と言っても「冬のソナタ」が韓流ブームの火付けになりましたからね。考えるとすごいドラマですね。
クォン・ヘヒョ/私が覚えているのは、「冬のソナタ」で2004年に初めて福岡に行った時、次のような話をした事を覚えています。『何十年もの日本と韓国の政治家、歴史家が解決できなかった様々な問題をドラマを通してお互い歩み寄ることが出来たことが奇跡のようだ』と話した事を思い出しました。
-今、ドラマの撮影中とお聞きしておりますが、どのようなドラマにご出演中か教えて下さい。
クォン・ヘヒョ/今年の1月に初放送が始まったドラマで5月まで続きます。1800年代末の朝鮮の開花期に西洋文明が入って来る時代の話で、朝鮮に初めてできた「チェジュンウォン」と言う西洋式の病院のドラマで、私はその病院の行政の仕事の責任者です。
-釜山で映画番組のMCをしていると聞きましたが。
クォン・ヘヒョ/そうです。映画評論家と進める1時間物の番組です。
-最近ご覧になった映画で一番感動した映画は?
クォン・ヘヒョ/ポン・ジュノ監督の韓国映画の「母なる証明」ですね。
-仲のいい俳優さんを教えて下さい。
クォン・ヘヒョ/親しいと言っても作品の時だけ会うことが多いですが、作品の時以外にも会う人は「冬のソナタ」のパク・ヒョンスクさん、ソン・ヒョンジュさんですね。
-ソン・ヒョンジュさんに会いたいです。好きです。
クォン・ヘヒョ/ソン・ヒョンジュさんは今、特番ドラマの撮影で馬山(マサン)にいます。5月からのSBS放送局の週末ドラマの主人公になります。
-ソン・ヒョンジュさんの演技や笑い方がとても好きです。「きつねちゃんなにしているの」「ばら色の人生」などを見ました。
クォン・ヘヒョ/そのドラマには私も出てますよ。仲がいいので彼のドラマに私が出たり、私のドラマに彼が出たりします。
-今後やってみたい役があれば教えて下さい。
クォン・ヘヒョ/ソン・ヒョンジュさんのような役をやってみたいです。(笑)冗談ではなく、私も中年に向かっていくので、ソン・ヒョンジュさんの作品の「ソル薬局の息子たち」のような中年のロマンスを演じてみたいです。
-最後に福岡のファンの方に一言お願いします。
クォン・ヘヒョ/今年の冬はとても寒いですが、寒いとき思い出すのが福岡です。温かくきれいな空気、美味しいなど、色々思い出されますが、いつも、いつでもまた行きたい福岡です。チャンスがあってまた行けるようになったら~と思うと心が躍りますね。
-お待ちしております。
クォン・へヒョ/よろしくお願いします。
韓流大好き編集長の一言
いや~とても楽しいインタビューの時間でした。話もおもしろいし、実際歌もとてもお上手だとお聞きしました。ふくまるとして春に是非クォン・へヒョさんを福岡にお招きし、楽しいイベントを企画したいと思っております。皆様お楽しみに~^^